これは声を大にして言いたい。
うちはもっと早く知りたかった。教えてもらいたかった。
大人用の反物1反で(だいたい12m) 女児用の四つ身の浴衣と一つ身の浴衣が両方作れるということを!!
(持ってる本には一つ身はだいたい0歳~3歳くらい、四つ身は4歳~8歳くらいと書いてあります。)
同じ反物で作るんだからもちろんお揃い!!姉妹でお揃い超可愛い!!!
ちなみに兄弟、兄妹、姉弟、一人っ子だって1反あれば楽しめます。
いろいろなやり方があるとは思いますが、持ってる本には
四つ身 女児 三分の二反
四つ身 男児 二分の一反
一つ身 三分の一反
と書いてあります。1反で一つ身が3枚お揃いで作れるので三つ子でも大丈夫。(でも三つ子で一つ身着る年齢の子を育児してる人にそんな余裕あるかはわからない。)
男児用だと女児用と比べて袖が短いので四つ身が2枚作れるそうです。双子だって大丈夫。いいな男児。
お下がり嫌だったり、子供が一人だったりしても同じ反物から一つ身と四つ身両方取れるから、0歳~8歳くらいまでずっと同じ柄になるけど、しばらく浴衣の心配しなくてもいけそうです。
ひきこもり母は生地の取り方の知恵に感動しました。縫っていても生地を切り落とすようなところがなく感動。もう大好きです。
ものが捨てられない、片付け苦手なひきこもり母です。ゴミがほぼ出ない和裁は性格上合っています。
◇ ひきこもり母が作ってみたときのこと ◇
ひきこもり母が作った時期は、長女6歳。次女3歳になるとしでした。今更作っても着れる期間が短いと思いました。作るからには長く着せたいので四つ身の袖を少し短くして丈を長めに作りました。幅もできるだけ出しました。でも限界がありました。
もう1年早く作ってればもっとお揃いで長く楽しめたのにと思いました。でも長女5歳、次女2歳時代なんて記憶に残らないくらいてんてこまいで知っていても浴衣を縫う余裕があったかどうか…
生地はヤフオクで安く手に入れようとしましたがうまくいきませんでした。柄を選ばなければ安く手に入ります。
柄があれでも娘可愛いから何着ても可愛いし、姉妹でお揃いなんて超可愛いし。柄なんてもうなんでもいいんじゃないのと思いつつ、気に入ったものじゃないとやる気が出ない母。しかも娘から柄の注文が来る。濃いのが下着透けなくて汚れ目立たなくて楽でいいのに薄いのを選びたがる。なんやかんやで母と娘が納得した生地を選んだら底値の反物は買えませんでした。
作ってくうえで一番大変だったのが生地の裁断でした。拘らない人や無地の生地なら簡単なんでしょうけれど、ひきこもり母は拘る性質なのに柄物を選びました。何度も何度もはかり直しました。どこの生地をどこの部分に使ったら、柄がどこに出るか、着たときどうなるかシュミレーションをしベストを狙う作業です。そして母は病みました。
生地を裁ったらあとは本を解読しながらひたすら縫うだけでした。ええもう解読の部類です。日本語でも意味がなかなかわかりませんでした。こうってことやろと適当に突き進んだところもあります。プロから見たら全然でしょうけど、なんとかかんとかできました。(ひきこもり母は家庭科の授業で大人用の浴衣を作った経験はある程度です。)
プロだったら子供用の浴衣なんて1日で余裕そうですが、ひきこもり母はものすごい時間を奪われました。
でも作ることで良い経験ができました。
運針が少し早くなりました。娘達は浴衣が朝起きるたびに少しずつできていくのにワクワクしている様子で可愛かったです。(基本娘達が寝た後に縫ってました)
着せた時は感無量。
お裁縫お好きな方や和裁に興味がある方には反物から子供の浴衣は超おすすめです。
ひきこもり母が買ってお世話になった本はこちら