母がアレでも娘達は読書好きに育ってます。
長女はこの4連休でハリーポッターも死の秘宝まで読破してました。
ハリーポッターロスに陥っています。
続きー続きー続きはないんー。
とぶつぶつ。
1か月間くらいハリーポッター漬けだったので寂しそうです。
調べてみたら呪いの子が続き?よくわからない。
とりあえず借りてくるようです。
次女は忍たま(児童書)とドラえもん(漫画)ばかりでしたが久しぶりにノンタンを引っ張り出して読んでました。ノンタン。11ぴきのねこ。ノラネコぐんだん。ドラえもん。が好きな立派なねこ好きです。
結構外でも読んでいるのか、お友達が家で話しているのか。お友達のお母さんにたまにどうしたらそんなに本を読むようになるのか聞かれます。
娘達が読書好きに育ったのは母の努力の成果!!(ドヤ)と語りたいのですが、そうでない。
娘達を読書好きにして、今思えば完全に病んでたひきこもり母を助けてくれた恩人達のお話。
自宅から徒歩圏内に児童館の図書室があったんです。
置いてある本は、7割絵本で2割児童書。残り1割が子育てがテーマの保護者向きの本でした。
それと少しのおもちゃが置いてあり、未就学児の子育て世帯のためのこじんまりとした図書室でした。
人があまりいなくて。いても常連の顔見知りの方が多く。
未就学児対象の図書室なので図書館ほど子供を静かにさせる必要がなく。
家では散らかし放題の乳幼児ですが図書室だと散らかすものも少なく、
未就学児対象施設なので危険も少ない施設で、面倒見るのが楽で。
とにかくとても居心地の良い施設でした。
なので、長女が3歳入園前で次女0歳のときとか、
ほぼ毎日通ったんじゃないのかと思います。
そんな図書室の職員の方々に娘達はとても可愛がってもらいました。
母がボロボロで可愛がる余裕がないときに、
赤の他人が本気で可愛がってくれてたのはすごく嬉しいし有難かったです。
すいているときはいつも職員さんに紙芝居を読んでもらい、
たまに絵本も読んでもらい。
折り紙を教えてもらったり。
パズルを一緒にしてたり。
図書室に行っている間は唯一、子供二人を母一人で見なくていい時間でした。
その間一人ぼーっ寝てる次女を見てたり。
知り合いがいたらお話したり。
職員さんに育児相談したりと少しゆっくりすることができました。
(子供見てくれて)ありがとうございましたー
ってお礼を言うと
(←※職員さん)いいんですよ。家に帰ったら大変なんだから、ここでいるときくらい遠慮なくゆっくりしてください。
とあまりにひきこもり母がヤバそうなので言ってくれる女神職員さん。
有り難くよく甘えさせてもらいました。
図書室があったから無事にしんどい時期を乗り越えられたんじゃないのかと思うくらい助けられました。
短時間なんですが、心のオアシスでした。
なので図書室の職員さんたちは、ひきこもり母を助けてくれた恩人です。
図書室なので本がたくさんあります。
娘があれ読め。これ読めとたくさん本を持ってくるので多少はそこで本を読みました。
本も借りれます。借りて、家で読んで。よく遊びに行くのでついでに返して、また借りてを繰り返し自然にたくさん本に出会い、読むことができました。
オアシス図書室があったので、絵本を読む余裕ができたんだと思います。
そして図書室の職員さんだけあって本が好きで詳しく。何を借りようか悩んでいたら、娘が好きそうな、でも手にしたことのない本を上手く選んでくれ更に色々な本に出会うことができました。
ってことで娘達が読書好きになったのは図書室の職員さんが居心地のいい空間と適切な本を提供し続けて、更に本を読み聞かせる余裕を母に与えてくれたからだと思っています。
つまりうちの場合は近所に図書室があっただけ。つまり運が良かっただけなんです。
子供連れて図書館、図書室、本屋等に通い詰め、自力で適切な本を我が子に与え続け、読み聞かせる精神力、体力を自家発電で持ち続けたら運が無くても可能かと思いますが。
私にはとてもとてもとても。絵本なんて知らないし。自力だけじゃ到底無理でした。
生きて生かすだけでいっぱいいっぱいでした。ヨレヨレでした。
図書室の職員さんは子育て終了しているお姉様職員さんばかりだったからか、本当に皆さんひきこもり母に対してだけでなく新米母さんみんなに優しかったです。
また小さい子供にも無茶苦茶優しかった。
助けられた人は他にも多くいると思います。
娘達が育つのを本当に見守り手伝い助けてくれて、行く頻度が落ちてからは、娘達に会うたび元気に大きくなっているのを喜んでくれる職員さん達のいる施設でした。
感謝感謝です。