長女はなかなか定形外な幼児でした。
行動やできることが月齢相応じゃなくとにかく幼かったです。
3歳になりたて時期はチョキもジャンプもできず。
協調運動が駄目で。スキップは永遠にできない子だと思ってました。
ダンスは何テンポも遅れたうえになんか違う。
動きは鈍く、よういドンは皆を見送ってから走り出し。
不器用で、絵は幼い。
折り紙は紙くずにしか見えず。
怖がりで、地面から50cmほど離れた高さで恐怖し。
不安が強く、初めのことはとりあえず拒否。
歩道橋を一人で歩かせたら前から来る自転車にふらふら突っ込もうとする等
わけのわからない可愛いだけの幼児でした。
今はそれほどの定形外ではなくなりました。
母が長女が不器用なのを忘れるくらいに育ってます。(母がアレなだけかもしれないけど。)
色々発達、頭に良さそうな事に取り組んできました。きていますが、
5歳から取り組んでいるビジョントレーニングが土台みたいなところで効いてるんじゃないのかなと、
ビジョントレーニングがどれほど効果的なのかは長女は一人しかいないので、してない場合と比べようがないのでわかりませんが、効果あったと思っています。
視覚機能(視力じゃない見る力)が弱いのではないかと指摘されたのが5歳の発達相談の時。担当職員さんからでした。
言われてみれば目の動きがとてものんびりでした。
市の紹介で当時(今も?)視覚機能を評価できる数少ない先生のところに行きました。
母は、視覚機能は完全にノーマーク。言われたときは
なんじゃらほい?????
とクエスチョンマークがたくさん。そんな言葉初耳でした。
その紹介された先生からきちんと視覚機能が弱いと評価され、弱い視覚機能を鍛える方法(ビジョントレーニング)を教えてもらい、教えてもらったことや、本買って勉強して仕入れたトレーニング方法などでビジョントレーニングをこつこつ続けてきています。
就学前に気が付いてもらえ、トレーニング始められたのは本当に幸運だったと思っています。(学習に困難を抱えてから気が付いてもらえる場合が多いようです。)
字が読めても書けない、書く気満々なのに見本を見ても書けない子で母は歯がゆい思いをしていましたが、最初指摘してくれた担当職員さんに教えてもらったトレーニングを始めたら見本を見て字が書けるようになりました。(そのとき教えてもらったのは有名な点つなぎ・点描写です。)
無料の問題なら↑
とにかく字に関しては、やってもできない子からやればできる子になり、ほっとしたのをよく覚えています。
今では枠内にとめ、はね、はらいまで正しい漢字が書けています。
基本的なことはこれを読んで学びました。可愛いイラストも多く優しくてわかりやすいです。↓で紹介する日めくりよりは幼い子でも取り組める問題があります。(取り組めないのも多いです)コピーが手間ですが。問題だけでなく取り入れたらいい遊びとか生活習慣?も解説してくれています。
我が家のビジョントレーニングは今は基本のキョロキョロ運動とこれ↓を使ってます。
これを使い出してからは母が課題を用意しなくていいので、毎日継続して取り組むのが容易になりました。が、全部が全部、我が子に合ったトレーニングかどうかはわからない。
ビジョントレーニングはスポーツ選手でもするトレーニングだし(するレベルが全く違うだろうけど)、自宅で取り入れる分にはお金もかからないし。苦手なものは時間かかってましたが、だいたいはそれほどかからない。工夫次第で遊び要素も強くでき楽しく取り組めるし。して悪いことは何もない、とりあえず取り組んでて損はないと思っています。
なので、次女も一緒に取り組んでいます。
園児時代は他の子との差は凄まじく周りに比べて幼い長女でしたが、差が少しずつ縮まっているように思います。現在は逆に追い抜かしてそうな領域もあり、学校の勉強は今のところ苦手意識持つことなく過ごせています。(体育除く)相変わらず得意と苦手がはっきりしているうっかり者ですけど。全然人の事言えない母ですけど!!
視覚機能がふつうの子と弱い子では何か同じ経験をしたとしても見えている量が違うので得られる経験値が違うんじゃないのかと思います。そんな経験値の積み重ねで長女の場合発達がのんびりで、同年代の子との発達の差が広がってたのかなと想像してます。今は色々な経験をしっかり経験値として積み重ねられているのかな。と想像ですが。
あと幼い頃から不安が強いタイプで、いつもと違うことをするのが事前にわかっていれば言葉で説明することで不安を取り除けるような幼児でした(言葉の理解は月齢以上の力がありました。)あれも、見る力が弱いのが原因だったんじゃないのかなと思います。見えないと不安だと思います。そして異様に怖がりでした。そりゃ見えてないと怖いわ。もちろんこれも想像ですが。
もちろん持って生まれた性質もあると思いますが、視機能の弱さがその性質に磨きをかけてたんじゃないのかなと思います。これもまた想像です。
長女の不器用等の原因は目じゃないのかと気が付いて専門に繋いでくれた担当職員さんは恩人!!
気が付いてくれなかったら母も自力では気が付けず、根性だけでどうにかしようと迷走し、しなくていい苦労を親子でしていたかもしれません。
(発達相談担当の方なら誰でも気が付けるもんじゃなかったです。もっと視覚機能の弱さを見つけてもらいやすい環境になったらいいなと思います。)
もし気になる方でひきこもり母のようにノーマークで知らない方がいらっしゃったら是非、あてはまらないか調べてみてください。
視覚機能
視機能
上記は目ですが。耳もあるそうです。
聴力は異常ないのにちゃんと聞こえてない。→聴力情報処理障害
知らなかった。すごく気になる。
こっちはトレーニング方法確立されてなさそうです。
リトミック的なのが効くのかな。(もちろん想像です。)
想像ばかり