ひきこもり母は音痴です。音痴でも生きていけます。音楽の歌のテストが屈辱的なくらいです。屈辱を受ける日は登校拒否したい気分でした。なんとかそれでも生きてきました。
生きていけるけどどうせならそんな屈辱を受けずに育って欲しい親心。
そんな親心とは裏腹に可愛い娘達も音痴でした。
遺伝なのかと思って諦めてました。
それがなんか最近徐々に改善してきました。
何が良かったのかなと考えたらピアノに行きつきました。
娘達のピアノの先生は娘達にピアノの自宅練習の時に
①指番号も一緒に歌う
②ドレミで歌う
③歌詞で歌う
ただピアノで弾くだけでなくピアノと一緒に3回歌うように指示してくれています。
親の言うことは聞かないけど先生の言うことは素直に聞きその通りに毎日練習しています。
ということで毎日ピアノの正しい音階に合ってなくても一応合わせようとしながら歌うようになりました。
思い当たるのはそれだけです。
ピアノと一緒に毎日歌うのが音痴改善に効いたんだと思います。
つまり我が子の場合、音痴はただの
経験不足が原因だったようです。
世のお子様の多くは、「おかあさんといっしょ」を見れば勝手に真似して歌って踊るお話は聞いたことあります。全員ではないんでしょうが。
思い起こせば我が子には全くそういったことはありませんでした。ただ見るだけでした。
園で覚えた歌を家で一生懸命歌ってるとか、お遊戯会の練習を家で勝手にしているとか。そういった話をお友達のお母さんからは聞いたことあります。
我が子は全くそういったことはしませんでした。本番の発表を見るまでどんなことをするのか謎なままでした。
園でのお遊戯とかもかったるそうに仕方がないからするような冷めた雰囲気を醸し出してしておりました。可愛いんですけど、はりきってしているお友達との温度差はものすごいものがありました。
私が幼児期そうだったので、まぁそんなもんなのかと思ってました。歌や踊りに興味を示さないのが遺伝だったんでしょうか。
母になってからは娘を題材にした替え歌を作り音痴なりに楽しく歌ってますが影響力ゼロでした。
娘達は歌に興味がないので家では歌わない。学校や園での必要最低限しか歌わない。
経験不足の出来上がり。
好きこそ物の上手なれ。なんでしょうね。
ピアノを始めたきっかけは、先生とご縁があったこと。なんとなく頭に良さそうなことと、楽譜がよめれば歌以外はそこそこになり、音楽嫌いを食い止めることはできるかなと期待してでしたが(オール公立予定なので内申点を少し気にして)、音痴が改善するとは思ってもなかったので棚ぼたでした。なんて母に似て幸運な姉妹。
長女のほうは次女より2年早くピアノを始めていて今年3年目です。少し難しく?基礎ではなく?ピアノ弾けないのでさっぱりわかりませんが、なんか歌う宿題が出る頻度が落ちました。
ピアノが音痴改善に役に立ってるのに気が付いたので、にゃーにゃーにゃーでも、なんでもいいのでピアノに合わせて歌うよう母は口出します。
なんで歌わないかんのよ!
と音痴を気にしていて、音痴改善してきてて喜んでいる張本人が先生に言われてないのに歌うのが嫌でプリプリ怒ります。
娘がまともな大人に育つための親としての行動はどれが正しいんでしょう。
① 本人の意思で音痴への道を選ぶんだから、ほっとく見守る。
② 可愛い娘が困るのは辛いので口出し続ける。
③ 先生にこっそり相談。あわよくば歌う宿題を出してもらう。
子育て難題ばかり!!
ちなみにピアノもひきこもってピアノです。先生に自宅までレッスンに来ていただいております。極力外には出たくありません。